2025.12.26

狙うキーワードが決められません。どう選べばいい?(主軸KWの決め方)

SEO記事を書こうと思ったとき、最初にぶつかる壁が「狙うキーワードが決められない問題」です。
なんとなく「ホームページ制作」「SEO対策」「AI」などを入れたくなる一方で、どれも競合が強そうで、結局「何を書けばいいのか」「どう狙えば上がるのか」が分からなくなってしまう。実際、記事作成の相談で一番多いのもこのテーマです。

ただ安心してください。主軸キーワードはセンスではなく、ルールで決められます。
キーワード選びは「検索されやすい言葉を当てるゲーム」ではなく、自社が勝てる場所を見つけて、正しく設計する作業です。

この記事では、SEO初心者でも再現できるように、主軸KW(狙うキーワード)を決めるための手順を「7ステップ」に分解して解説します。読後には「次の記事で何を狙えばいいか」が明確になります。


Q. 狙うキーワードが決められません。どう選べばいい?(主軸KWの決め方)

SEO記事を作ろうとすると、次のような悩みが必ず出てきます。

  • キーワード候補が多すぎて決められない
  • 検索ボリュームを見ても、何を優先すべきか分からない
  • 強いキーワードを狙うと競合に勝てない気がする
  • 自社の強みとキーワードが繋がらない
  • 「顧客が検索する言葉」が想像できない

主軸KWが決まらないと、記事の方向性が定まらず、タイトルも見出しも書けません。
逆に言えば、主軸KWさえ決まれば、記事の7割は完成したも同然です。


A. 主軸KWは「誰のどんな悩みを、どこで解決するか」で決めます。勝てるKWの見つけ方は7ステップです

結論として、主軸KWは次の3つをセットで考えると決まります。

  • 誰が検索するか(ターゲット)
  • 何に困っているか(検索意図)
  • 解決する手段が自社サービスに繋がるか(事業との接続)

そして、この3つを満たしつつ、競合に勝てる形にするために、次の7ステップで決めます。

主軸KWの決め方:7ステップ

ステップ1:まず「目的」を決める(何を増やす記事?)

SEO記事は目的でキーワードが変わります。代表的な目的は次の3つです。

  • 問い合わせを増やす(今すぐ客に近い)
  • 資料請求・相談を増やす(比較検討層)
  • 認知を増やす(将来客)

たとえば「AI質問BOX」を売りたいなら、認知目的よりも「導入前の疑問解消」系が成果につながりやすいです。
目的が決まらないと、キーワードは永遠に決まりません。

ステップ2:ターゲットを“検索者の姿”で決める

「中小企業の経営者」だと広すぎます。検索者の姿に落とすと、キーワードが出ます。

  • ホームページをリニューアルしたいが、費用対効果が不安な社長
  • 採用がうまくいかず、採用サイトを強化したい担当者
  • SEOをやりたいが何から手を付ければいいか分からない担当者

検索者の姿が具体的になるほど、キーワードは自然に絞れます。

ステップ3:「今この瞬間に打つ言葉」を想像する(検索意図)

キーワード選定で一番大事なのは、検索ボリュームよりも検索意図です。
ユーザーは悩んだ瞬間に、思わず検索窓に言葉を入れます。

  • 「ホームページ リニューアル 何から」
  • 「採用サイト 応募が来ない」
  • 「SEO キーワード 選び方」
  • 「AI チャットボット 違い」

検索意図は大きく4つに分類できます。

  • 知りたい(情報収集)
  • 比べたい(比較検討)
  • 行動したい(問い合わせ・購入)
  • 解決したい(具体的な手順)

主軸KWは、基本的に「解決したい」「比べたい」が強いです。

ステップ4:自社が勝てる“ズラし方”を作る

初心者がやりがちなのが「ビッグキーワードから狙う」ことです。
例:SEO対策、ホームページ制作、Webマーケティング。これは競合が強く、勝つまでに時間がかかります。

そこで重要なのが“ズラす”ことです。ズラし方はこの3つが基本です。

  • 対象(誰向けか)でズラす:例)建設業 SEO、製造業 採用サイト
  • 悩み(課題)でズラす:例)問い合わせ 増えない 原因
  • 手段(方法)でズラす:例)AI質問BOX 導入、マンダラチャート 活用

自社が得意な領域にズラすほど勝ちやすいです。

ステップ5:検索結果を見て「勝てるか」を判定する

主軸KWの候補が決まったら、必ず検索して上位10件を見ます。
ここで判断するべきポイントは次の通りです。

  • 大手(広告代理店・メディア)ばかりで占められていないか
  • 自分の記事が“上位よりも良い答え”を書けそうか
  • 検索意図が明確か(結果がバラバラなら狙いにくい)

上位が大手だらけでも、検索意図がニッチなら勝てるケースがあります。
逆に、上位が強くて意図も広いなら避けるのが賢いです。

ステップ6:主軸KWは「1つ」に決める(複数は事故る)

よくある失敗は「SEO対策」と「ホームページ制作」と「AI質問BOX」を全部入れようとすることです。
主軸KWが複数になると、記事が散らかり、検索意図がぼやけます。

主軸KWは1つ。
補助KW(関連KW)を2〜5個。これが基本です。

ステップ7:主軸KWは“タイトルに入る形”で最終決定する

主軸KWは、タイトルに自然に入れられる形がベストです。不自然なKWはクリックされません。

×「AI質問BOX 設置場所 おすすめ」
○「AI質問BOXの設置場所はどこが正解?目的別おすすめ配置」

タイトルに入れても自然なら、そのKWは記事として成立します。


補足:主軸KWを決める「超シンプルな型」

迷ったら次の型で作ると外しにくいです。

【悩み】+【対象】+【解決手段】

  • 「問い合わせが増えない」+「ホームページ」+「AI質問BOX」
  • 「応募が来ない」+「採用サイト」+「改善ポイント」
  • 「キーワードが決められない」+「SEO」+「主軸KWの決め方」

まとめ・次のアクション

主軸KWはセンスではなく、ルールで決められます。

  • 目的 → ターゲット → 検索意図
  • 自社が勝てるズラし方
  • 検索結果で勝てるか判定
  • 主軸KWは1つに絞る
  • タイトルに自然に入る形で決定

マックスストーンでは、キーワード設計から記事設計、導線設計まで含めて「成果につながるSEO」を支援しています。
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ライター:マックスストーンAI営業担当者

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