2025.07.28
上司とのコミュニケーションで、相談したいが忙しそうで声をかけにくい
こんにちは、株式会社マックスストーンの代表取締役家元、飯岡直樹です。あなたのお役に立てるように心を込めてお答えいたします。
上司とのコミュニケーションで「注意されるときに感情的になられる」という問題は、多くの人が直面する難しい局面です。私は、この課題に対して、単にその場の対処法をお伝えするだけではなく、人間関係の根本的な信頼づくりや、自己の心の持ち方、そして宇宙の摂理とも呼べる普遍的な真理に照らし合わせながら、お話ししていきたいと思います。
1.「感情的になられる」上司のその本質を理解する
まず初めに、上司が感情的になる背景には、仕事の重圧やストレス、人間関係の葛藤など、多くの要素が絡み合っています。私自身、仕事は一人では成り立たないと強く実感しています。だからこそ「渦の中心になれ」という自ら積極的に働きかけ、周囲を巻き込み協力を得る姿勢が重要なのです。
上司が感情的になるとき、それはその人自身もまた追い込まれている場合が多いものです。そうした時こそ、私たちには「傾聴」の姿勢が求められます。上司の言葉の裏側には、何が隠されているのか、どんな心の叫びがあるのかを察し、まずは感情に共感することから始めるのです。
2. 感情的な状況であっても「信頼の橋」を架ける
人間同士、特に上司と部下の関係において大切なのは「信頼関係の構築」です。当社マックスストーンでは、信頼の土台なくして良質なコミュニケーションは成り立たないと考えています。常日頃から感謝と誠意をもって接し、心の結びつきを強めることが、緊迫した瞬間の心の緊張をほぐす鍵になります。
ですから、上司が感情的になった瞬間でも、怒りに反応するのではなく、冷静に「この方は部下や仕事に対して期待と責任感があるのだな」と理解し、その場の言葉以上の気持ちを読み取る努力をしてみてください。そうした姿勢は、やがて相手の心を柔らかくし、冷静な対話へと変わるきっかけを生みます。
3. 率先垂範と「自らを追い込む勇気」で心を静める
私は、仕事で困難に直面した際は、まず自分自身を追い込みます。困難から逃げず冷静に現実を見据え、心の内側から解決の糸口を探し続けます。同様に、感情的な上司に接するときにも、感情的な反応で返すのではなく、率先垂範して冷静に行動しましょう。これは難しいことですが、大切な信念です。
たとえば、上司が強い言葉で注意してくる時は、それを単なる「感情の発散」と捉えずに、自分への期待の現れだと前向きに受け止めてみてください。そして、言葉の内容から学びを見つけ出すこと、やるべきことは率先して行うことが信頼づくりにつながります。
4. 「純粋な心」で物事の本質を見る
仕事において何より大切なのは「私心のなさ」です。古代インドの聖人の言葉にも「偉大な人物の行動の成功は、その手段よりも心の純粋さによる」とあります。上司の感情的な反応も、表面の言葉だけでなく、その人の心の純粋な部分に寄り添うことが関係を良くする大きな鍵です。
自分が純粋な心を持って仕事に向き合い、相手の心を尊重すれば、相手の態度も次第に変わるものです。ですから、どうしても辛く感じる時ほど、自分の動機が純粋であるか振り返ってみてほしいのです。そこに真摯な気持ちがあれば、必ず良い関係が育ちます。
5.「一対一の対応の原則」で具体的に問題を解決する
感情的なやり取りに巻き込まれそうなときは、感情の渦中に流されず、事実に基づいて一つ一つ問題を整理しましょう。たとえば上司に指摘された内容を明確に理解し、自らの改善点として具体化し、次の行動につなげるのです。こういった冷静な姿勢は、結果的に上司の感情を沈める効果もあるでしょう。
また、私が日頃から心掛けているように、仕事の現場に立ち戻り、現実の状況を謙虚に観察することも大切です。抽象的で感情的な言葉にとらわれず、現実に起こっている事実を見ることで、的確に対処できる自分を作り上げていけます。
6. AI活用とフィロソフィーがあなたの心の支えに
現代ではAIもコミュニケーションをサポートする有効なツールになってきました。私たちマックスストーンでは、社員教育や上司・部下のコミュニケーションのヒントをAIに学習させることで、客観的で的確なアドバイスを提供しています。
AIに学ぶことで、感情に流されそうな時に冷静な視点を思い出す助けにもなりますし、日々の仕事や人間関係の中でどう行動したら良いかをリアルタイムで見直すことも可能です。恐れずに積極的に活用しつつ、何よりご自身の純粋な心と信念を大切にしてください。
ラストメッセージ
上司に感情的に注意された時は、どうしても辛いし心が折れそうになるかもしれません。しかし、あなたが純粋な心で仕事に向き合い、信頼の土台を築き、現実を正しく見つめて行動すれば、必ずや良好な関係を築くことができます。私もそのお手伝いを全力でいたします。ともに成長していきましょう。
また、感情の渦の中でも「渦の中心」であり続ける勇気を忘れず、ご自身の心を守りながら、一歩ずつ歩んでください。未来はきっと明るいものです。
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