2025.07.22
SEO対策って一度やれば終わりですか?
― ホームページをリニューアルしようとしている会社経営者・担当者の方へ
株式会社マックスストーンは、中小企業や地域企業に特化した“成果を出す”ホームページづくりを支援するWeb制作会社です。私たちは単なるデザイン刷新ではなく、「検索される」「問い合わせや応募につながる」「営業や採用を支援する」ための設計を重視しています。
SEO(検索エンジン最適化)を柱に、マンダラチャートによるページ構成、AIを活用した記事生成、さらにはAI質問ボックスの導入まで、コンテンツ設計から運用まで一気通貫でサポートしています。特に「Webに人手をかけられない中小企業」こそ、仕組みで成果を出せる体制づくりが必要です。私たちの仕事は“検索される仕組み”をお客様と一緒に構築することにあります。
■ セミナーで実際にあった質問
ある中小企業経営者向けのAI活用セミナーで、「SEOって一度ちゃんとやっておけば、そのあとは放置しても大丈夫なんですよね?」という質問をいただいたことがあります。質問されたのは、製造業を営む経営者の方。数年前にホームページをリニューアルし、そのときSEOも設定したとのことですが、最近はアクセスが減り、問い合わせも少なくなったとのこと。
私は、「SEOは“仕組みと運用の両輪”です」とお答えしました。つまり、設計=初期対策は重要ですが、それだけで永続的に効果が続くわけではなく、“変化に合わせてアップデートする仕組み”が必要です。さらに、AI質問ボックスやマンダラチャートによる構成見直しを継続的に行うことで、SEO効果を長く維持・向上させる事例も紹介し、大きく納得いただけたのが印象的でした。
■ よくある悩み(具体例)
【例1】建設業の採用担当:「3年前に採用サイトを作ったときにSEO対策もやったつもりだったが、最近は検索順位が落ちてきた。なぜか分からず、また費用をかけるのも不安」
【例2】飲食店のオーナー:「地域名+業態で検索順位はそこそこだったのに、気づけば競合に抜かれていた。前にSEO設定したのに、何がいけなかったのか分からない」
どちらも「一度やったら終わり」と思われがちなSEO対策の限界を示す典型例です。検索エンジンの評価基準や競合状況、検索ユーザーの行動は常に変化しています。つまり、SEOは“継続して取り組むもの”なのです。
■ SEOは一度やれば終わりじゃない理由と、続けるための8つの視点(用語解説付き)
① Googleの評価基準は定期的に変わる(コアアップデート)
Googleは年に数回、検索順位の仕組みそのものを見直す「コアアップデート(Core Update)」を実施しています。これはアルゴリズムの根本的な見直しであり、特定の分野(医療・金融など)では専門性や信頼性の評価基準が大きく変わることもあります。アップデートのたびに順位が入れ替わるのは当たり前なので、定期的なリライトや構成の見直しが必要です。
② 競合サイトも日々進化している(相対評価の原則)
SEOの世界は“テストの順位”のようなもの。あなたのサイトが変わらなくても、他の誰かが優れた記事を出せば、相対的に順位が落ちることもあります。これを「相対評価」と言い、特に競合が多い業界(建設業、士業、飲食など)では、常に“追いつかれる・追い越される”のを前提にしておく必要があります。
③ 情報は古くなると信頼性が下がる(フレッシュネス)
Googleは「情報の鮮度(Freshness)」も評価指標にしています。3年前の「補助金情報」や「採用条件」は、現在の検索者にとって役に立たない可能性が高いです。これが“フレッシュネス・スコア”に影響し、検索順位が落ちる要因になります。最新情報への更新や、定期的な見直しが不可欠です。
④ ユーザーの検索行動も変わる(検索インテント)
検索インテントとは、「ユーザーがなぜそのキーワードで検索したのか?」という意図を指します。例えば「外壁塗装」と検索するユーザーの中には「価格を知りたい人」「時期を調べたい人」「業者を探している人」など多様なニーズが存在します。時期やトレンドによってもインテントは変化するため、それに応じた記事構成の更新が必要です。
⑤ マンダラチャートでテーマを定期的に見直す(情報設計の再構築)
マンダラチャートとは、中心となるテーマから関連トピックを8方向に広げて情報を整理するフレームワークです。81マスの構成にすることで、全体を俯瞰しながらページ設計を見直すことができます。採用なら「給与・福利厚生」「女性活躍」「1日の流れ」「研修制度」などが軸になり、それぞれを1ページに展開していく構成が有効です。
⑥ AI質問ボックスでユーザーの声を拾い続ける(ゼロパーティデータ)
ユーザーが自発的に入力した質問ログは「ゼロパーティデータ」と呼ばれ、信頼度の高い一次情報です。「面接は何分くらいかかりますか?」「有資格者でなくても働けますか?」といった具体的な質問は、そのまま記事テーマや見出しになります。このログをもとに記事を追加・リライトすれば、検索意図に合致した高品質なページを継続的に生成できます。
⑦ 古い記事のリライトが必要(CTRと滞在時間の改善)
記事が検索表示されても、クリックされない(CTRが低い)場合や、すぐ離脱される(滞在時間が短い)場合は、タイトルや構成が時代に合っていない可能性があります。Google Search Consoleでデータを分析し、「表示されているのにクリックされない記事」から優先的に改善することが重要です。リライトは“ゼロから書き直す”のではなく、“より良くする”作業です。
⑧ 定期更新がSEOスコアに反映される(E-E-A-T強化)
SEOでは「E-E-A-T」(経験、専門性、権威性、信頼性)が重視されます。たとえば、同じ内容でも「現場スタッフが語る」形式で書かれていれば“経験”として評価されやすくなります。また、更新履歴があるサイトは「情報が管理されている」とGoogleに認識され、信頼性が上がります。定期更新は“企業の信頼性”を検索エンジンに伝える手段でもあるのです。
■ 実行するとどうなるか?
たとえば、建設業で採用特化型サイトをリニューアルした企業では、AI質問ボックスで集まった質問ログをもとに「資格がなくても働けますか?」「現場の雰囲気はどうですか?」といった疑問に答える記事を追加し、応募数が2倍に増加。リライト前の古い記事も構成を見直し、半年後には地域キーワードでの検索順位が5位→2位に改善しました。
製造業では、マンダラチャートで構成を再設計し、毎月3記事をAI+人力で更新。競合が手薄だった「素材名+用途+製品名」などのスモールワードで上位を獲得し、月10件以上の問い合わせが継続的に入るようになりました。SEOは「一度作って終わり」ではなく、「設計×運用」の繰り返しで効果を持続・向上させる仕組みです。
■ マックスストーンだからできる理由
私たちマックスストーンは、“SEOを仕組み化して運用できる体制”を一社で構築できる会社です。マンダラチャートで全体構成を設計し、AIでコンテンツを生成、質問ボックスで改善ポイントを収集しながら、無理なく継続できるSEO運用をご提案します。「一度やって終わり」ではなく、「続けられる仕組みを持つSEO」。それを実現したい方は、ぜひご相談ください。
【詳細はこちら】株式会社マックスストーン公式サイト
▼あわせてご覧ください(マックスストーン公式サイト内リンク)