2025.07.30

「予約・会員・ECの開発ならどこも同じ?」と言わせない、Webアプリ開発会社のためのサイト改善術

「予約・会員・ECの開発ならどこも同じ?」と言わせない、Webアプリ開発会社のためのサイト改善術

技術があるのに、Webからの問い合わせが来ない…その原因とは?

Webアプリ開発の現場では、日々多くの機能開発や運用支援が行われています。
飲食店や美容室の「予約システム」、スクール運営の「会員管理」、D2C企業の「サブスクリプション型EC」など──開発対象も多様です。

しかし、これだけの技術力とノウハウがあるにもかかわらず、「Webからの問い合わせが増えない」「競合との差別化が難しい」と悩んでいる企業も多いのが実情です。

よくある質問や困りごと:開発現場のリアルな声から

  • 予約・会員・ECなど対応範囲は広いが、Webでそれがうまく伝わっていない
  • SaaS連携やAPI開発などの強みが理解されず、見積もりすら来ない
  • フルスクラッチとパッケージカスタマイズの違いが伝わらず、誤解される
  • UI/UX設計にもこだわっているが、それが実績紹介から読み取れない
  • 実績一覧を載せているのに、内容が似通って見えてしまう
  • 開発フローや保守対応の丁寧さが、Webでは表現できていない

多くの悩みに共通しているのは、「伝え方の構造が弱い」という点です。

よくある2つの失敗例

失敗例①:技術の羅列だけで終わってしまう

使用技術:React, Laravel, Firebase, MySQL, Stripe, AWS…

→ 経営者やマーケティング担当者には「で、何ができるの?」と響きません。
「技術 → 結果」の橋渡しがないと選定候補から外れてしまいます。

失敗例②:汎用的な実績紹介で記憶に残らない

  • 会員管理システム開発
  • 予約機能付きEC構築
  • LINE連携マイページの開発

→ 「課題」や「成果」が語られていないと、訪問者の記憶に残りません。

Web改善のための8つのポイント

1. 「誰に」伝えるサイトかを明確に設計する

  • BtoCサービス提供者(スクール・ジム・サロンなど)
  • EC事業者(リピート販売・D2C・定期購入)
  • 自社SaaSを展開するスタートアップ
  • 地方企業のDX担当者

→ ターゲットごとに言葉・事例・導線設計が異なります。

2. ユースケースベースの実績紹介を作る

  • 「予約キャンセル率が高かった英会話教室に対し、予約・決済・出席連携を実装。1ヶ月でキャンセル率38%改善」
  • 「会員向けマイページにクーポン履歴機能を追加。リピート率が約2倍に」

→ 背景→課題→提案→成果の流れで構成。

3. よくある質問ログをWeb上で活用する

  • ShopifyやBASEからの移行は可能?
  • LINEミニアプリとの連携はできますか?
  • 商品レコメンド機能は対応可能ですか?
  • サブスク決済のゲートウェイ対応状況は?

→ 実際の質問をFAQ・記事に変換し、SEO+導線設計へ。

4. 専門用語を“やさしく分解”して伝える

NG: API連携によって予約と決済の自動連動を実現

OK:「予約が完了した瞬間に決済も自動で完了。スタッフの手間ゼロに」

→ 読み手に合わせた言い換えが鍵。

5. 開発体制・進行フローを明確にする

  • 要件定義→デザイン→開発→テスト→保守
  • SlackやGitHub、Backlogでの進行管理

→「誰が何を、どのタイミングで」を明確に。

6. UI/UXへのこだわりを可視化する

  • ABテスト・ユーザビリティテストの実施
  • 高齢者や子どもにも使いやすいUI
  • CTA・導線の改善による離脱防止

7. 採用ページは「仕事の面白さ」を伝える

  • 案件の特徴(toB/toC)と技術スタック
  • リモート・ツール活用状況
  • チームの働き方・価値観
  • 若手・中堅エンジニアの声

8. AI質問ログ×マンダラチャートで改善を続ける

  • AI質問ログで“本当のニーズ”を可視化
  • マンダラチャートで情報整理と設計方針共有
  • → FAQ・記事・導線に反映し、継続改善へ

実行するとどう変わるか?

  • 意欲のある見込み客からの問い合わせが増える
  • 実績ページや記事が営業資料として機能
  • 採用応募数やマッチング率が向上
  • 社内で「強み」が言語化され、提案の一貫性がUP

マックスストーンが支援した事例

  • SEO経由CV率:4.8倍
  • 商談化率:1.7倍(営業資料活用)

マックスストーンだからできる内容

  • Webアプリ系に強い開発会社の支援実績多数
  • マンダラチャートによる情報設計
  • AI質問ログの設計・活用支援
  • 技術者×経営者視点のコンテンツ制作
  • 補助金も見据えたWeb戦略支援

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