2025.08.18

「PLCもセンサーも扱っているのに、選ばれない理由とは?」──FA機器・制御機器販売業のための“伝わる”Web戦略

製品力ではなく、“伝え方”で損をしていませんか?

PLC(プログラマブルロジックコントローラ)、タッチパネル、セーフティリレー、近接センサー、フォトセンサー、エンコーダ、サーボドライバ、ロボット制御機器、インバータ、ネットワーク通信ユニット、HMI──これら制御機器を販売し、場合によっては設計・プログラム・調整まで請け負っている会社でも、Webサイトでは「製品リスト」「メーカー名」「カタログPDF」の掲載のみ…というケースが少なくありません。

その結果、「ただの商社」扱いされてしまい、“導入先の課題に向き合える企業”として認識されにくくなるのです。

よくある質問・困りごと:ユーザーは“製品”ではなく“解決策”を探している

  • このPLC、既存の設備と通信できる?
  • セーフティ機器の選定、どこまでサポートしてくれる?
  • ネットワーク構成どうしたらいいか分からない
  • タッチパネルに不具合が出たけど、代替品の互換性ある?
  • センサーの誤検出が多くて…選定が合っていない?
  • この機器、補助金対象になる?

よくある2つの失敗パターン

① 製品スペックと型番の羅列に終始している

現場の課題解決や既存機器との相性、ネットワーク構成、プログラム要件に至るまで、“考慮すべき要素が多いFA分野”では単なるカタログサイトでは弱い。

② 会社としての技術力・対応範囲がWebで見えていない

「設計~選定~納品~調整~運用サポート」まで対応しているにも関わらず、“部品販売だけ”のように見えるWebでは信頼が生まれにくい。

FA機器・制御機器販売業のWeb改善ポイント8選

  1. システム構成例・用途別事例を掲載する
    【搬送ライン制御】【検査装置のセンサ配置】【安全回路の見直し】【多品種少量生産対応】など
    → 「自社の課題に近い導入事例」が一番の説得材料
  2. メーカー横断の「比較・選定ナビ」を作る
    「三菱 vs オムロン」「通信プロトコル対応早見表」「互換品の選び方」など
    → “複数メーカーを扱う強み”が伝わると相談につながりやすい
  3. 課題別FAQと技術者向けQ&Aページを設置
    「通信トラブルの原因調査フロー」「リレーの選定基準」「誤検知時の対策」など
    → 検索で見つかりやすく、技術者の信頼獲得にもつながる
  4. 制御盤やシステム構成の提案範囲を明確にする
    「PLC+センサー構成の提案可」「通信ユニット含む一式構築」「盤設計まで対応」など
    → “ただの販売ではない”と一目で伝える
  5. 導入ステップや対応範囲を図解でわかりやすく
    ヒアリング → 選定 → 提案書作成 → 構成検討 → 調達 → 立ち上げ → 保守 まで
    → 依頼しやすい安心感と信頼感につながる
  6. 「設備担当者のための知識ページ」を設ける
    「セーフティPLCとは?」「センサーの設置ポイント」「配線トラブル回避法」など
    → SEO流入と技術者支援を両立できる
  7. サポート体制・拠点対応範囲・問い合わせフローを見せる
    「全国対応」「オンライン相談可」「調達代行」「修理手配」「メーカー問わず対応」など
    → 問い合わせの心理的ハードルを下げる
  8. 担当者紹介+実績データの開示で安心感を演出
    「制御設計歴20年の技術者が在籍」「300社以上の導入支援実績」など
    → 人と信頼が見えることで商談化が加速する

それらを実行するとどうなるか?

  • FA業界で「課題解決型」のWebサイトとなり、技術者や設備担当からの相談が増加
  • 製品名検索だけでなく、「PLC 比較」「センサートラブル」など課題キーワードからの流入が急増
  • 「Webで事前に検討→電話・フォームから問い合わせ」へと受注までのリードタイムが短縮
  • 「ただの商社」ではなく“制御提案パートナー”として認知され、価格競争から脱却

マックスストーンだからできること

  • FA業界・制御機器業界のWeb戦略に特化した実績多数
  • マンダラチャートで課題整理→質問ログを分析→構成案を提案→“相談される構成”を設計
  • FAQ・製品比較・事例紹介・構成図・動画・SEO・導線設計・更新保守まで一括対応
  • 技術者に伝わる“用語・構造・フロー設計”で精度の高い情報発信が可能です

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