弊社AIに質問

Webセキュリティー

2026.10.28

【セキュリティー対応】お客様から「変なメールが来た」と言われたら:最初にする3つ

お客様から「変なメールが来た」と言われたら:最初にする3つ

この記事の答え

  • 「御社の名前で変なメールが来た」「ホームページを開いたら、おかしな画面が出た」という連絡は、ホームページに入られた合図かもしれません。
  • 最初にするのは「止める・記録を残す・相談する」の3つです。ご自分で直そうとしなくて大丈夫です。
  • 記事の最後の1枚に電話する先を書き込み、事務所に貼っておくと、もしものときに慌てずに済みます。

ある日、お客様から「御社の名前で、変なメールが届いたのですが」と電話がかかってくる。もしものときは、こんな形でやってくることがあります。

そのとき、慌ててホームページを消したり、届いたメールを消したりすると、何が起きたのかを後から確かめられなくなります。

この記事では、もしものときに最初にする3つと、事務所に貼っておける連絡先の1枚をご紹介します。

どんなことで、気づくのですか?

「見覚えのない利用者がいる」「画面が変わった」「お客様から連絡が来た」などで気づきます。

  • 見覚えのない利用者がいる:管理画面に、だれも作った覚えのないIDがある。制作会社が気づくこともあります。
  • 画面が変わった:ホームページを開くと、別の画面に飛ばされる。見覚えのない文や広告が出る。
  • お客様から連絡が来た:「御社の名前で変なメールが来た」「フォームに入力したら、おかしな画面が出た」と言われる。

IPA(情報処理推進機構)も、2026年10月の注意の呼びかけで、作った覚えのない利用者がいないかを確かめるよう勧めています。

最初に、何をすればよいですか?

「止める」「記録を残す」「相談する」の3つです。

もしものとき

最初にするのは、この3つです

1
止める
制作会社・サーバー会社へ連絡
2
記録を残す
いつ・だれから・どんな画面
3
相談する
相談窓口など

1. 止める(制作会社・サーバー会社へ連絡)

まず、制作会社とサーバー会社に連絡し、「入られたかもしれない」と伝えます。ホームページを一時的に止めるか、鍵を替えるかなどは、話を聞いて判断してもらいます。慌ててご自分で管理画面を触ったり、ホームページを消したりしないでください。

2. 記録を残す(消さない)

いつ、だれから、どんな連絡があったかを書き留めます。おかしな画面は、スマホやパソコンで写真を撮っておきます。届いた変なメールも、消さずに残しておきます。あとで原因を調べるときの、大切な手がかりになります。

制作会社やサーバー会社に連絡したときも、だれに、何時に、何を伝えたかを書いておきます。話がいくつにも分かれても、あとで順番を追えるようになります。

3. 相談する

IPAは2026年10月16日に「不正アクセス特別相談窓口」を開きました。被害を受けた、またはそのおそれがある会社の、最初の動き方を手助けする窓口です。

お問い合わせの中身など、個人情報が漏れたおそれがある場合は、個人情報保護委員会への報告が必要になることがあります。どう進めるかは、制作会社や相談窓口と話しながら決めてください。

慌てないために、何を用意しておけばよいですか?

電話する先を1枚にまとめ、事務所に貼っておきましょう。

事務所に貼っておく

もしものときの連絡先

ホームページ もしものときの連絡先

制作会社会社名・担当:電話:
サーバー会社会社名:電話:
社内の担当名前:電話:
相談窓口IPA「不正アクセス特別相談窓口」電話:

1. 止める(連絡する) 2. 記録を残す(消さない) 3. 相談する

紙に写すか、この部分を印刷してお使いください。相談窓口の電話は、IPAのホームページで確かめて書き込んでください。

制作会社やサーバー会社の電話番号は、契約の書類や請求書に載っていることがあります。分からない所は、制作会社に「もしものとき、どこに連絡すればよいですか」と聞いておくと、この1枚が埋まります。

よくある質問

Q. 夜や休みの日に気づいたら、どうすればよいですか?
制作会社やサーバー会社の、もしものときの連絡先に連絡します。受付の時間を前もって聞き、この記事の1枚に書いておくと安心です。
Q. 自分でパスワードを変えたほうがよいですか?
まず制作会社に連絡し、鍵を替えるかどうかも含めて相談してください。慌てて触ると、何が起きたかの手がかりが消えてしまうことがあります。
Q. どこに相談すればよいですか?
まず制作会社やサーバー会社に連絡してください。IPAは2026年10月16日に「不正アクセス特別相談窓口」を開きました。個人情報が漏れたおそれがある場合は、個人情報保護委員会への報告が必要になることがあります。

出どころ

  • IPA「ここからセキュリティ!」(不正アクセス特別相談窓口のご案内)
  • IPA「不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえ、速やかに実施すべき対策等について」(2026年10月9日)
  • 国家サイバー統括室「各機関による注意喚起等について」(2026年10月14日)

更新日:2026年10月28日

執筆:飯岡 直樹(株式会社マックスストーン 代表)。中小企業のホームページと営業の支援に携わっています。